【15分で完了】最も簡単なドローン機体登録の方法

機体重量が100g以上のドローンは航空法で規制されるため、必ず機体登録をする必要があります。
トミーズリーガルサービス行政書士事務所では機体登録の代行を行っていますが、条件によっては非常に簡単に機体登録をご自分で行うことが可能です。

この記事では個人の方がドローンの機体登録を最も簡単に行う方法をお伝えします。

前提条件

5分で機体登録を完了する条件として以下の条件を満たしている必要があります。

  • 機体は自作や改造された機体ではなく、市販の機体
  • DIPS2.0のアカウントが開設済み
  • マイナンバーカードを所持している
  • クレジットカードを保有している
  • 「マイナポータル」アプリがインストールされているスマホを所持している
  • リモートID内蔵の機種
  • ドローンの所有者と使用者が同一

DIPSにログインし、無人航空機の登録手続き画面を開く

まずは、DIPS2.0にログインし「無人航空機の登録申請へ」ボタンをクリックする

「新規登録」ボタンをクリック

ここでは、所有者本人が申請する場合で案内します。

「新規登録」ボタンをクリックします。

本人確認方法として、「マインナンバーカード」の「2次元バーコード認証」を選択する

スマホのマイナポータルアプリを使用する場合、「2次元バーコード認証」を選択します

選択したら、「次へ進む」ボタンをクリックします。

所有者情報を入力する

所有者情報を入力します。入力したら、「機体情報の入力」ボタンをクリックします。

「メーカーの機体・改造した機体」を選択し、そのほかの情報を入力

リモートIDは「あり(内蔵型)」を選択します。

「使用者情報の入力」

「所有者と使用者は、同一人物ですか?」と聞かれますので、「はい」をクリック。

簡単に言えば、ドローンを買った人=「所有者」、ドローンを使う人=「使用者」です。通常は同一人物と思われます。

確認画面で「登録申請」ボタンをクリック

OKボタンをクリック

ポップアップ画面が開きますので、「OK」ボタンをクリックしましょう。

所有者情報に入力したメールアドレスに確認メールが届きます。メールの確認が終わるまでこのポップアップ画面を開いたままにします。

メールは以下のような文面です。「このまま手続きを進めても良い場合は、以下のURLを押してメールアドレスの認証を完了してください。」の下にあるURLをクリックしましょう。

URLをクリックすると、DIPS画面で「認証完了」となります。

マイナポータルアプリでの認証

まだこれだけでは機体登録は完了しません。

2次元バーコードが表示されますので、スマホでマイナポータルアプリを起動し、2次元バーコードを読み取らせて、マイナカードをNFCで読みとり、さらにパスコードを入力し認証します。

上記のステップにより本人確認が終了すると、以下の画面が表示されます。

クレジットカードで手数料を支払う

マイナカードでの本人確認が終わると、「支払選択」ボタンが表示されますので、それをクリックします。

「クレジットカード」を選択

カード情報を入力し900円を支払います。

DIPS上の表示が「審査・手続中」になる

支払いが終わると、以下のようにDIPS上の表示が「審査・手続中」になります。

10分程度で審査完了

10分程度で審査が完了し、JUから始まる12桁の登録記号が発行されます。

登録記号は実際に機体に表示する必要があります。ラベルプライターなどを使用して、ドローンの機体に貼付しましょう。

まとめ

以上、最も簡単なドローン機体登録の方法でした。

ドローンの機体登録は本人確認の方法が複数ありとても複雑ですが、マイナンバーカードとクレジットカードがあれば以外に簡単にしかも短時間で行うことができます。

ですが、ここで紹介した条件・環境がそろっていない方でもドローンを飛ばしたい方はいらっしゃると思います。

トミーズリーガルサービス行政書士事務所では有償でそのような方のドローン機体登録を代行することができますので、お気軽にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

富永大祐
富永大祐行政書士
慶應義塾大学法学部卒 行政書士 法学士 TOEIC885
 認定真空技術士
日系理化学機器輸入商社、日系センサーメーカー、外資系真空機器メーカー、外資系化学装置メーカーを経て、令和2年度行政書士試験合格、
令和3年4月行政書士登録

趣味:テニス、ゴルフ

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