【在留資格】定住者 Long Term Resident
在留資格「定住者」とは、法務大臣が人道上その他特別な理由を考慮したうえで一定の在留期間を指定して居住を認める者をいいます。
ただし下記の法務省告示に適合している場合は、法務大臣の個別の指定がなくても上陸を許可することができることになっています。
- いわゆる日系2世及び3世
- 日本人の子として出生し「日本人の配偶者等」の在留資格を有する者の配偶者
- 1年以上の在留期間を指定されている「定住者」の配偶者
- 1年以上の在留期間を指定されている「定住者」の扶養を受けて生活する未成年かつ未婚の実子
- 日本人等の配偶者で「日本人の配偶者」等の在留資格を有する者の未成年かつ未婚の実子
- 日本人等の扶養を受けて生活する6歳(場合により8歳)未満の養子
- いわゆる中国残留邦人等とその親族
- インドシナ難民のうち一定範囲の者
上記告示に適合していなくても、人道上その他特別な事情があれば、上陸特別許可、在留資格変更許可、在留特別許可に当たり、この在留資格が付与される場合があります。
この種の「定住者」資格を許可されるためには、申請人が日本で生活していくため人道上の必要性があることを入管に説得することがポイントです。
「定住者」資格のメリットは、永住者と同じように職種に関係なく就労することができる点にありますが、永住者と違い在留期限の更新は行わなければなりません。
投稿者プロフィール

- 行政書士
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日系理化学機器輸入商社、日系センサーメーカー、外資系真空機器メーカー、外資系化学装置メーカーでの国内外業務を経て、令和2年度行政書士試験に合格。令和3年4月、トミーズリーガルサービス行政書士事務所を開業。
現在は入管業務(VISA・在留資格)を中心とした専門事務所として、外国人の雇用・受け入れ、企業の国際人材戦略、在留手続のオンライン申請支援を行う。
企業・個人いずれのクライアントにも寄り添い、迅速・丁寧で負担の少ない手続きをモットーとする。
また、国際業務の経験を生かし、英語での各種案内・申請支援にも対応。
趣味: バイク(GB350C)、ツーリング、Uber Eats 配達、テニス、ゴルフ
English:
After working in Japanese and foreign-affiliated companies in the fields of scientific instruments, sensors, vacuum equipment, and chemical processing machinery, I passed the national Administrative Scrivener examination in 2020 and founded Tommy’s Legal Service Administrative Scrivener Office in April 2021.
My practice is specialized in immigration procedures—visa applications, extensions, changes of status, and online filings for both companies and individuals. I support employers and foreign nationals with fast, accurate, and stress-free application processes.
English guidance and bilingual documentation are also available.
Hobbies: Motorcycles (Honda GB350C), touring, Uber Eats delivery, tennis, golf



