🇳🇵 ネパールから日本へビザ申請する際の注意点

~在留資格認定証明書(COE)を取得した後の手続きについて~

日本で中長期の在留を希望する外国人の多くは、まず日本側で「在留資格認定証明書(COE)」を取得し、それを使って現地の日本大使館でビザ申請を行います。

しかし、ネパールではこの流れが他国と異なります。


❗ ネパールではCOEを使って直接日本大使館にビザ申請できません

ネパールにおいては、在留資格認定証明書(COE)を取得した後、ビザ申請は日本大使館ではなく、ネパール政府が指定する「ビザ申請支援機関(VISA Processing Agency)」を通じて行う必要があります

この制度は、ネパール政府と日本政府の間で締結された協力覚書(MOC)に基づき、不正な仲介業者の排除や適正な人材送出しを目的として導入されたものです。


📌 手続きの流れ(ネパールの場合)

  1. 日本側でCOEを取得
  2. COEをネパールのビザ申請支援機関に提出
  3. 支援機関が必要書類を確認・整備
  4. 支援機関が日本大使館にビザ申請を代行
  5. ビザ発給後、本人が受け取り・渡航準備

📝 注意点

  • 本人が直接日本大使館に行っても申請は受け付けられません。
  • 支援機関の手数料や必要書類は事前に確認が必要です。
  • 申請には時間がかかるため、余裕を持った準備が重要です。

🛂 トミーズリーガルサービスのサポート

当事務所では、ネパールからのビザ申請に関する最新情報の提供、COE取得サポート、現地支援機関との連携アドバイスなど、スムーズな渡航を実現するための支援を行っています。

📞 詳しくはお問い合わせページよりご相談ください。


投稿者プロフィール

富永大祐
富永大祐行政書士
慶應義塾大学法学部卒 行政書士 法学士 TOEIC885
 認定真空技術士
日系理化学機器輸入商社、日系センサーメーカー、外資系真空機器メーカー、外資系化学装置メーカーを経て、令和2年度行政書士試験合格、
令和3年4月行政書士登録

趣味:テニス、ゴルフ

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